平成２９年度 公立入試の平均点がでました！

今年の３月２日に行われた、公立高校入試の平均点が発表されました。

平成26年度から最新の平均点をまとめてみました。

また、今回の入試より、「学校選択問題」が採用されました。普通の問題よりも難易度が高く、主に県内上位校が実施しました。

こちらの平均点は・・・

数学：43.2点　英語：71.9点　でした。

平成29年度の平均点からいろいろと考えてみました。（今回は数学と英語です）

①数学：昨年度まで平均点を上げていた学力上位者の多くは、学校選択問題を受験したため、全体としての平均点は下がったものと考えられます。しかし、思っていたよりも平均点が下がっていないことから、問題自体はやや易しかったのではないかと思います。学校選択問題については、各学校ごとの平均点は公表されませんので、一概に「平均点が低かった」とは言い切れません。来年度も学校選択問題は行われますが、どの学校が採用をするかは、4/28現在でははっきりとわかっておりません。浦和高校などの最上位校は採用すると思いますが、偏差値６０近くの高校は採用を見送る可能性も大いにあります。最上位校の受験を考えている生徒は、29年度の過去問を、早い時期から何度も解いておくとよいでしょう。選択問題ではなく、普通の問題を受験する生徒は、まずは計算問題中心の大問１をしっかりと解けるようにしていきましょう。

②英語：こちらも選択問題と普通の問題とで２種類の問題がありました。普通の問題については、数学と同じことが言えるでしょう。選択問題については、平均点が高く出ています。こちらも学校ごとの平均点は分かりませんので一概には言えませんが、上位校を受験する生徒からすると解きやすかったのではないかと思います。選択問題では、かなりの単語力を求められていますので、単語の学習をしっかりとしておきましょう。

他の３科については、連休後に書く予定です。

※4/29～5/7までGW休校になります。校舎は開いておりませんので、ご注意下さい。

P.S)GWは九州に行こうと思います！